皆さんこんにちは。宮城県仙台市を拠点に、店舗建築や戸建新築、マンションリノベーション等を手掛けているアート株式会社です。
弊社を含む建設業の現場には、施工管理の仕事が欠かせません。建設現場の責任者にあたる施工管理には、幅広いスキルと経験が求められますが、実はキャリアに不安な人ほどおすすめしたい仕事なのです。
なぜ施工管理の仕事がおすすめなのか、施工管理の仕事を通じてどのようなスキルが身につくのかなど、この記事で詳しく解説します。これからご自身のキャリアについて考えたい方は、ぜひ最後までご一読ください。
■なぜキャリアプランに困っている人におすすめなのか
施工管理の仕事が、キャリアに困っている人におすすめな理由は、以下の4つが挙げられます。
・他業種でも使える幅広い知識やスキルが身につく
施工管理に求められる知識やスキルは、実はとても幅広いのです。工事現場についての知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力やマネジメント能力・体力・事務作業をこなす繊細さ・対応力・リーダーシップなど、枚挙に暇がないと言っても過言ではありません。
これらの知識やスキルは、自らが築いたキャリアとして、施工管理だけでなく他業種でも大いに活用できます。スキルに関しては、のちほどさらに詳しく解説します。
・今後も需要があり将来性がある
施工管理が携わる建設業は、需要が大いに高まっています。建造物の新設だけでなく、老朽化した建造物の修繕やリフォーム、高速道路や国道などの道路整備、上下水道等のインフラ整備などは、すべて施工管理が関わる仕事です。
これらの仕事がなくなることは考えられないため、施工管理の仕事は将来性があると言われています。
・安定した収入
仕事が安定していると、それに伴い安定した収入も見込めます。施工管理の仕事は、建設業の中でも責任を伴うため、給与が高い点が特徴のひとつです。
工期を遵守したり事故件数を減らしたりするなどの徹底した現場管理により、成果報酬が見込める場合もあります。仕事の成果が収入という形で反映されると、さらなる励みになるでしょう。
・学歴、経歴に関係なく活躍できる
施工管理の仕事は、学歴や経歴は関係なく、経験を積むことで活躍できるようになります。高卒であっても、年数はかかるものの施工管理技士の資格取得が可能です。施工管理技士の資格の中には、2級建築施工管理技士のように、学歴は問わず満17歳以上という年齢制限のみが定められているものもあります。
また、施工管理の仕事をしている人の中には、職人からキャリアアップした人もたくさんいます。実務経験を積むことで、施工管理として活躍できるのです。
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■施工管理といっても種類はたくさん
施工管理は、土木施工管理技士・建築施工管理技士・建築機械施工管理技士・電気工事施工管理技士・管工事施工管理技士・造園施工管理技士・電気通信工事施工管理技士の7種類があります。施工管理技士は、現場で工程・原価・品質・安全と4つの管理を行います。
施工管理の経験があると、他の施工管理業務にも活かせるようになります。施工管理の業務範囲は、会社の規模や工事現場によって異なるため、ステップアップするにはさまざま現場経験を積むことが大切です。
施工管理技士には1級と2級に分かれており、それぞれ担う業務が変わってきます。1級の方が、携わる現場の規模が大きく、昇進・昇給・転職などにも有利にはたらきます。
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■施工管理の仕事で身につくスキルとは
「他業種でも使える幅広い知識やスキルが身につく」の項で、施工管理の仕事によって身につくスキルを解説しましたが、具体的に身につくスキルは以下のとおりです。
・施工管理に必要なスキル
施工管理に必要なスキルは、事務処理に必要となる基本的なPC操作(Word・Excelなど)および事務処理(契約関連・見積もり)、データ分析、設計や図面作成に欠かせないCAD、建築の基礎知識、積算、安全管理、顧客とのやりとりなど、多岐にわたります。
・調整力
建築業の仕事は、作業スケジュールが天候に左右されるほか、土壌調査の結果追加工事が必要になるなどのトラブルがつきものです。これらのトラブルが発生した時にスケジュールを調整し、工期遅延を最小限に抑える調整力が求められます。
・マネジメント能力
作業現場では、作業員や職人の入れ替わりが多く、現場職人の数や作業内容が日によって異なることも珍しくありません。当日の作業内容を適切に把握し、資材搬入などの時間も加味しながら適切な指示を出す能力が必要です。
・コミュニケーション能力
施工管理は、作業現場で多くの作業員や取引先と関わり、円滑な仕事の進行が求められます。そのために、さまざまな関係者と適切なコミュニケーションを図り、良好な関係を築く行動が重要です。
上記のスキルは、施工管理だけでなく幅広い分野で役立てられます。
■職人として働く人ほど施工管理はおすすめ!
施工管理の仕事は、実際に作業をするのではなく、職人へ指示を出すことです。このため、職人として各工程の作業知識が求められます。
職人から施工管理技士への道を進んだ人は、双方の仕事の進め方を熟知しており、仕事に関する知識も豊富なため、的確な指示が出せます。現場の状況や職人の気持ちも理解しているため信頼を得られ、働きやすい職場環境を築き上げられるのです。
アートでは、元大工の社員が施工管理未経験から活躍しています。個人事業主として働いてきた人でも、キャリアを活かすことができ、社員でありながら経営者のように自己裁量で働ける会社です。
ひとつの案件を1人で担当し、施工管理から工事の段取り、勤務時間、休日も自分で決められます。不安定な情勢の中で、将来に不安を抱えている人でも、施工管理なら仕事の幅を広げ、キャリアを築くことができるのです。
■まとめ
施工管理は、未経験から始めてもキャリアアップができ、将来性がある仕事です。経験やスキルを積むことで、学歴や経歴に関係なく高みを目指せる施工管理の仕事で、自分の可能性を見つけてみませんか。
施工管理の仕事にチャレンジしたい人は、ぜひアートで一緒に働きましょう。
■アートで施工管理のキャリアを築きませんか?
アート株式会社では、店舗建築や戸建新築、マンションリノベーションの工事現場で働く施工管理職を募集しています。設計から施工までワンストップで請け負っており、質の高いサービスで施主様から好評をいただいております。
一級施工管理技士や一級建築士をはじめ、資格保有者が多数在籍しており、工事の数だけでなく質も安定しています。社長は40代と、業界では若い年代にあたります。
弊社では、家族を大切にしながらキャリアを築ける環境が自慢です。ライフサイクルに合った仕事のスタイルを追究し、キャリアを積んで行きましょう。
現在、採用活動に積極的に力を入れており、未経験者の方も大歓迎です。施工管理として、建設業界で今後活躍していきたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
また弊社では、協力会社様も募集しています。全工種の職人さんが対象ですが、特に内装仕上げや軽量鉄骨下地を手がける職人さんはご連絡ください。スーパー・ドラッグストア、コンビニ、新築戸建て、戸建・マンションリフォームなどが主な現場となります。詳しくは直接ご相談させていただきますので、ご一報をお待ちしています。
▼参考記事▼
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