皆さんこんにちは。宮城県仙台市を拠点に、店舗建築や戸建新築、マンションリノベーション等を手掛けているアート株式会社です。
施工管理職を目指している方であれば、「施工管理はきついからやめておけ」と言われたことがあるかもしれません。確かに、建設現場全体の責任者である施工管理は、大きな責任を背負う大変な仕事です。きついと感じる瞬間もあるでしょう。
しかし、施工管理にはそれ以上のやりがいや魅力があり、多くの人が自信と誇りを持って働いているのです。ここでは、施工管理のやりがいや魅力をご紹介します。
■施工管理はつらい？ やめておけといわれる理由
そもそも、建設業界自体が「3K（きつい・汚い・危険）」のイメージが強い業界であり、求職者から敬遠されがちです。その中でも、特に施工管理が「きつい」「やめておけ」と言われてしまうのはなぜなのでしょうか？ 主な理由は以下の2つです。
・労働時間が長く、休みが少ない
建設業界は、他業種と比較しても非常に労働時間が長い業界です。国土交通省が発表したデータによると、2016年度の建設業の年間総実労働時間は、全産業の平均値を336時間も上回っています。必然的に休日も少なく、建設業従事者の90％程度が、週に1回しか休日を取れていません。年次有給休暇の取得率も、全体より10％程度低いのが実情です。
そして、建設工事の責任者である施工管理職になると、仕事はさらに大変になります。工期を厳守するため、いろいろなところに目を向けなければなりませんし、現場で問題が発生すれば休日でも対応しなければなりません。つまり、仕事量が多い上に現場を離れにくいので、長時間労働になりがちなのです。
・さまざまな人とコミュニケーションを取る必要がある
施工管理職は、異なる業種の職人や施主、近隣住民、役所の担当者など、さまざまな人とコミュニケーションを取る必要があります。仕事も立場も年齢も異なる人をまとめ上げ、期限に間に合うよう工事を進め、突発的なアクシデントにも対応するのは簡単なことではありません。高いコミュニケーション能力やリーダーシップ、マネジメント力が必要とされるため、経験が浅いうちは大変に感じるでしょう。
》施工管理はやっぱりきつい？新３Kで現場は変わっています！
■施工管理の仕事のやりがいを感じるのはどんな時？
施工管理は責任が大きく、いろいろと大変なことがある仕事なのは確かです。しかし、その苦労に見合ったやりがいもあります。どんな時に施工管理のやりがいを感じられるのかを見ていきましょう。
・工事が無事に完了した時
工事が完了し、建造物が完成した時の達成感は建設業の醍醐味です。特に施工管理は、全体を指揮して工事を完了へと導く立場のため、完成時の喜びもひとしお。完成した建物を見上げれば、「大変だったけれどやってよかった！」という自信と充実感で満たされるでしょう。
・自身の成長を実感できた時
施工管理はスケジュールの管理や予算の配分、人員の配置、原価管理など、本当に多くの仕事をこなす必要があります。想定外のトラブルが発生することも多く、最初のうちはいろいろと失敗もあるかもしれません。
しかし、経験を積んでいくうちに知識やノウハウを獲得でき、施工管理職としての能力は確実に上昇します。問題をスムーズに解決できたり、さらに大きな仕事を任せられたりすれば、自身の成長を実感できて自信が深まるはずです。もちろん、報酬も能力に見合った金額になります。
・関係者との信頼関係を構築できた時
さまざまな立場や年齢の関係者とコミュニケーションを取るのはとても大変です。時には意見が食い違ったり、丁寧に説明してもわかってもらえなかったりすることもあるでしょう。しかし、それを乗り越えて良好な信頼関係を築き上げると、工事は非常にスムーズに進み、施工管理の仕事も楽しくなります。
・社会貢献を実感できた時
建設の仕事は、住宅やビル、店舗、工場、病院、商業施設、道路など、さまざまなものを作って人々の生活を支えています。多くの人々の役に立っていること、すなわち社会貢献ができていることは、何物にも代えがたい喜びです。携わった仕事がメディアで紹介されたり、顧客にお礼の言葉をかけられたりすれば、さらなる励みとなるでしょう。
■施工管理には魅力がたくさんあります！
施工管理の仕事は、ただやりがいを感じられるだけではありません。待遇や仕事の安定性など、実益につながる要素もたくさんあります。施工管理の主な魅力を挙げてみましょう。
・建設業の中でも比較的給与が高い
施工管理は現場の責任者のため、建設業の職種の中でも比較的高給取りです。勤続年数の長い優秀な施工管理者であれば、高収入も珍しくありません。また、工期の厳守や事故件数0などの条件を満たすと、「成功報酬」が支給される場合もあります。仕事は大変ですが、それに見合った報酬が得られるのです。
・資格の取得でさらに給与アップ！
施工管理職になるために必須の資格というものはありませんが、一般的には「施工管理技士」の有資格者を選任します。施工管理技士には1級と2級があり、1級施工管理技士の資格を取得すると、多くの職場では資格手当がついて年収がアップします。昇給の基準がわかりやすいのも施工管理の魅力です。
さらに、1級施工管理技士の資格を持っていると、建設現場の「監理技術者」や、特定建設業の営業所の「専任技術者」になることができます。これらの役職に就けば給与はさらにアップし、仕事の幅が広がるのでより安定して働けるようになります。
施工管理技士の資格の詳細は、以下の記事をご覧ください。
》施工管理の資格「施工管理技士」はとても重要！ 試験内容や必要とされる理由を解説
・仕事の需要が常にあり、安定して働ける
施工管理は新築工事をはじめ、補修工事やリフォーム、建て替えなど、多くの工事の現場に必要です。そして、建物や道路といった構造物は、今後もなくなることはありません。そのため、建設工事や施工管理の出番がなくなることもなく、仕事の需要が常にあるのです。
加えて、近年ますます高まる自然災害の脅威に備え、国土強靱化基本計画が推進されています。つまり、公共工事も好調な状態が続くので、優秀な施工管理者は常に必要とされるでしょう。今から施工管理者になっても、将来にわたって安定して働くことができます。
・裁量の大きい仕事で手腕を振るえる
施工管理は建設現場の責任者として、全体の面倒を見なければなりません。しかしそれは、自分の裁量で工事を進められるということでもあります。それまで培った経験や知識・技術をいかんなく発揮できるので、大きなプロジェクトを指揮することに魅力を感じる方にとっては、まさに最適な仕事といえるでしょう。
》建設業でキャリアに不安な人ほど施工管理がおすすめ！身につくスキルとは
■建設業界の働き方改革も進んでいます！
いくら給与がよくてやりがいがあっても、休みが取れない仕事はちょっと……と考える方も多いと思われます。確かに従来の施工管理は、とてもハードな仕事でした。しかし近年では、新たな人材を獲得して人手不足を解消するため、建設業界でも働き方改革が進められています。
たとえば国土交通省は、「建設業働き方改革加速化プログラム」を策定。給与のアップや週休2日制の導入、ITの活用による仕事の効率化といった改善策を打ち出しています。そして実際に、労働環境を改善する会社が増えてきています。従来の3Kに替わる「新3K（給料・休暇・希望）」の実現に向けて、国も業界も動き出しているのです。
私たちアートでも、年間休日125日を確保するなど、従業員が働きやすい環境を整えています。もちろん施工管理職も、従来のイメージよりもずっと快適に働くことができます。
》年間休日125日！ 仕事もプライベートも充実させられるアート株式会社の魅力を紹介
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■まとめ
施工管理は責任が大きく大変なこともある仕事ですが、それに見合ったやりがいがあります。給与も高く仕事の需要も安定しているため、適性のある方にとってはとても魅力的な仕事です。建設現場を指揮してみたい方、安定した収入を得たい方、そして社会に貢献したい方、今から施工管理職を目指してみませんか？
アートでは現在、施工管理職として働いてくれる方を募集中です。学歴や経歴は不問、未経験でも経験者でも構いません。25歳～50歳くらいで、今後建設業界で活躍していきたいという熱意のある方であれば、どなたでも歓迎いたします。
もちろん、施工管理経験者や、建築士・建築施工管理技士の資格をお持ちの方、店舗改修工事の経験がある方は特に歓迎いたします。若手を指導できる即戦力として、大いに活躍してください。
また、基礎からしっかり教える研修体制と資格取得支援制度があるため、未経験者でも安心。アートには1級施工管理技士をはじめ、1級建築士や1級建築大工技能士といった資格保持者が多数在籍しておりますので、高度な知識と技術を学ぶことができます。まっさらな状態から真摯な姿勢でスキルを磨いていけば、着実に成長できるでしょう。
さらにアートには、大手の依頼を含むさまざまなカテゴリーの建築を手掛けてきた実績があります。設計・施工・材料発注のワンストップサービスにより、施主様のご要望を高い精度で施工に反映させ、どのような案件でも高い評価をいただいてきました。多種多様な現場を経験できることも、アートの大きな特徴です。
このようにアートには、未経験者にとっても経験者にとっても魅力的な環境が用意されています。仕事もプライベートも充実させたい方、仙台に腰を据えてじっくり技術を磨きたい方、よりよい労働条件を求める方、高度な技術を身につけ施工管理を極めたい方、どなたでも大歓迎です。興味のある方はお気軽にご連絡ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
また、アート株式会社では協力会社様を募集しています。全工種で募集中ですが、特に内装仕上げ、軽量鉄骨下地をお願いできる協力会社様は大歓迎です。詳しい条件等は直接ご説明させていただきますので、ぜひご連絡ください。
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