施工管理に休みがないって本当?休暇の実態やワークライフバランスを取りやすい会社の特徴とは


皆さんこんにちは。宮城県仙台市を拠点に、店舗建築や戸建新築、マンションリノベーション等を手掛けているアート株式会社です。


施工管理と言うと、仕事がきつい・休みがないなどのイメージが強いかもしれません。しかし、仕事先を選べば、ワークライフバランスを取りながら施工管理の仕事をこなせるようになります。


今回は、施工管理の仕事ではどのように休みを取っているのか、またワークライフバランスを取るために覚えておきたいポイントなどを紹介します。




■施工管理はどうやって休みを取っているの?



最初に、施工管理の仕事における休みはどのようになっているのか、実情を見てみましょう。



・年間休日は105日程度が平均

建設業全体で見ると、年間休日は105日程度が平均となっています。最近では建設業の働き方改革が進んでいることもあり、会社によっては年間休日が若干増えているところもあるようです。


105日という年間休日は平均値であり、建設業界の会社の中には、業界特有の慣習で現在でも週休1日の会社が存在します。実は、年間休日105日というのは、1日8時間勤務における労働基準法の最低ラインです。


施工管理は仕事量が多いため、上記の数字よりも休日数が少なくなっている場合もあります。土日が休みの会社であっても、現場のトラブルなどの状況により休日出勤を余儀なくされる場合もあると、前もって認識しておくことが必要です。事務作業が溜まっていると、現場作業と同じように休日出勤をして処理しなくてはならないケースも発生します。


これらの理由で、会社側で週休2日制を定めていたとしても、実際に休みを取るのが難しくなることも多いです。



・タイミングによって長期で休める時がある

施工管理の仕事は、土日出勤がある代わりに、現場作業が落ち着いたタイミングでまとめて休みを取ることができる場合があります。建設業では、現場作業のタイミングの他にも、年末年始や夏季休暇などの大型連休は長く休める会社もあり、他の業種よりも連休期間が長い会社もあります。


詳しくは後述しますが、施工管理の仕事のスケジュールは、現場の進み具合や工期によって大きく変わってきます。




■施工管理は休みが取りづらいのか?



施工管理は、現場の指揮監督だけでなく、スケジュール通りに工事が進められるよう調整をしたり、トラブル発生時の対応をしたりする業務を担っています。このため、施工管理の休日は現場の状況によって大きく変わってくるのです。


悪天候が続いた・作業員が確保できないなど、様々な事情で当初のスケジュールから遅れてしまっても、取引先と契約した工期は必ず守らないといけません。工事の遅れを取り戻すために休日出勤が発生するほか、トラブルが発生すると休めなくなってしまいます。


年間休日が120日以上と謳っている会社では、カレンダー通りに休める可能性があります。また、建設業では、工事の受注先企業の休日に合わせて協力会社も休みを取るケースも見られます。受注先企業が週休2日であれば、下請けも同じように休みが取れるでしょう。


2024年に、建設業の働き方改革が施行されます。時間外労働の上限規制や、中小企業の法定時間外労働に対する割増賃金の引き上げなどが、主なポイントです。高齢化や長時間労働の常態化など、建設業が抱える問題をひとつずつ解決し、働きやすい職場環境を作り上げていくことが、施工管理の働きやすさ・休みの取りやすさにもつながっていくでしょう。


》「今の働き方に満足していますか?」 建設業の2024年問題とは




■施工管理でもワークライフバランスを取るにはどうしたらいい?



施工管理の仕事は、休日出勤も多いことから、ワークライフバランスを取りづらいと思っている方も多いでしょう。しかし、以下のポイントを押さえて会社を選ぶと、ワークライフバランスが保てるようになります。従業員が働きやすい環境を整えている建設業の会社も増えているため、しっかり見極めると良いでしょう。



・年間休日が120日以上の会社を選ぶ

年間休日が120日あると、週休2日に加え国民の祝日を休日としていることがほとんどです。さらに、年間休日が125日以上あれば、夏期休暇や年末年始休暇などが5日分付与されている可能性が高いです。


完全週休2日制が難しい会社では、休暇や年末年始休暇を長く確保し、トータルの年間休日を125日以上にしているところもあります。



・ワンストップで工事を請け負う会社を選ぶ

ワンストップとは、設計から施工・施工管理・引き渡しまでの一連の流れを、すべて同じ会社で行う仕組みです。同じ会社でスケジュールを組むことで、スケジュールや工期が調整しやすくなります。突発的にスケジュール変更が必要になっても、工期が調整できれば休日も比較的取りやすくなるでしょう。



・従業員それぞれが施工案件を担当している会社を選ぶ

従業員一人ひとりが施工案件を担当すると、担当者の裁量で工事を進めることができます。

業務を効率的に進めて、空いた時間で休暇を取れるのはもちろんのこと、自分が目指したい資格の勉強に充てることもできます。


》自分らしいキャリアを!自分で決めて動ける施工管理の魅力とは?




■アート株式会社で仕事ありきの生活から、ご自身に合った自由な働き方をしませんか?



宮城県を中心に、店舗建築や戸建新築、マンションリノベーションなどを施工するアート株式会社では、現場の施工管理職を募集しております。弊社は、建築業のワークライフバランスへ挑戦すべく、様々な取り組みを行っており、「自分の家族と従業員の家族を大事にする」のポリシーのもと、年間休日125日以上を確保しております。


生産性を上げるために不要な社内会議などをなくし、現場に合わせて社員自らが出退勤時間・工事の段取り・休みなどを決めるスタイルを導入しています。従業員一人一人が施工案件を担当し、顧客対応から工事までワンストップで遂行できるのは、一級施工管理技士や一級建築士をはじめ、建築の仕事に必要な資格保有者が多数在籍しているためです。


弊社では、現在採用活動に積極的に力を入れております。施工管理経験はあるがキャリアに悩んでいる方・インボイス制度を不安に感じている個人事業主の方・未経験者の方など、どなたでも大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。


また、アート株式会社では協力会社様を募集しています。建設作業における全工種の職人さんを募集しておりますが、特に内装仕上げや軽量鉄骨下地の作業をお願いできる協力会社様はぜひご連絡ください。主な現場は、スーパー・ドラッグストア、コンビニ、古着屋さん、サロン、新築戸建て、マンションリフォームなどです。その他の現場も、随時ご相談に応じておりますので、一緒に建設業を盛り上げていきましょう。


■採用情報はこちら


▼関連記事▼

》年間休日125日! 仕事もプライベートも充実させられるアート株式会社の魅力を紹介


》施工管理を辞めて後悔する前に一度、確認を!その辞めたい理由はアートなら解決できるかも?


》施工管理はやっぱりきつい?新3Kで現場は変わっています!



▼施工事例▼

》宮城県 仙台市内 美容室新装工事


》名取市S様邸内部改修工事