皆さんこんにちは。宮城県仙台市を拠点に、店舗建築や戸建て新築、マンションリノベーション等を手掛けているアート株式会社です。
キャリアアップを考えるうえで避けて通れないのが、2級建築施工管理技士。
施工計画作成をはじめ、工程管理や安全管理、品質管理などに必要な資格で、建設現場には欠かせません。
2級建築施工管理技士を取得すれば、主任技術者になることも可能です。
こなせる仕事の幅が広がるだけでなく、会社にとっても貴重な人材となるため、給与アップのチャンスにも!
ただ実際に、受験に備えてどのような準備をすればよいのでしょうか?
そして働きながら、受験のための勉強が上手にやりくりできるものなのか……?
今回は、2級建築施工管理技士に合格するための勉強時間や、勉強方法のポイントを紹介します。
■2級建築施工管理技士の合格率はどのくらい?
2級建築施工管理技士の試験は、1次検定と2次検定で構成されます。
1次検定はマークシート形式で、建築学、施工管理法、法規等から出題されます。
令和5年度は全50問のうち40問に解答する必要がありました。
2次検定は、マークシートに加えて記述問題も出されます。
建築・躯体・仕上げの3つの分野のうち1つを選んで、その施工管理に関して解答します。
令和5年度はマークシート形式が14問、記述形式が3問出題され、得点率60%以上で合格でした。
そして令和5年に実施された2級建築施工管理技士の合格率は、
1次検定:37.7%(前期)、49.4%(後期)
2次検定:32.0%という結果に。
つまり、1次検定・2次検定ともに、合格率はおよそ2〜3人に1人という具合です。
ただ最終合格率という点で言えば、1次検定の合格率×2次検定の合格率になるので、これを計算すると15.8%。
合格するのは約6人に1人という割合になるので、それなりに準備が必要です。
■合格に必要な勉強時間はどれくらい?
気になるのが、どのくらい勉強に時間をかければよいのか、ということ。
一般的に、2級建築施工管理技士の試験合格に費やす勉強時間は、100〜300時間程度と言われています。
人によってかなり幅がありますが、1日あたり1〜2時間ほど勉強すれば、2〜3カ月で済む計算になります。
とはいえ、仕事が終わってから毎日1〜2時間勉強するというのは、それほどたやすくはありません。
また会社によっては予定外の残業などで、勉強できない日も多々あることでしょう。
あたりまえのように残業を強いる会社では、勉強環境を考えると厳しいものがあります。
■2級建築施工管理技士の資格は独学でも合格できる?
2級建築施工管理技士試験の勉強方法には、「独学」と「スクールでの学習」の2つがあります。
結論から言うと、独学で合格するのは十分可能です。
念のために、「独学」と「スクールでの学習」のメリット・デメリットを比較してみましょう。
・独学のメリットとデメリット
独学のメリットは、なんといっても講習費用がかからないこと。
参考書以外にも無料聴講できる動画教材もあり、スキマ時間を使って視聴することも可能です。
紙媒体の参考書よりも、動画のほうが目と耳の両方で学べて効果的、という人もいますよね。
そして費用を抑えられるだけでなく、勉強時間も自由に都合がつけられるのも、独学ならではの利点です。
スクールに通う時間を組み込まなくてよいので、自分のペースで学習時間を確保できます。
ただし計画通りに勉強を進められず、ずるずると先延ばしにしてしまう……という人には、ちょっとハードルが高いかもしれません。
スケジュール管理アプリなどを使って、規則正しく学習できるとよいですね。
また独学の場合は質問をする機会がないので、疑問が生じても解決に時間がかかることがあります。
わからないところがあったら、先輩に聞けるようなフランクな社風の会社だと理想的ですね。
・スクール学習のメリットとデメリット
スクールには試験対策専門の講師がいるので、短時間で理解を深めやすいメリットがあります。
試験の傾向や攻略ポイントについても講師陣がノウハウをもっているため、効率よく勉強できます。
また勉強スケジュールも自動的に組まれることになるので、自分で学習計画を立てる必要がないのも精神的にラクと言えるでしょう。
デメリットとしては、やはり受講料の負担が大きいということがあげられます。
スクールを利用する場合は、将来的に受講料をどのように回収するかも考えておいたほうがよいでしょう。
また講義の時間は決まっており、見方を変えれば時間的に拘束されることになります。
どのようにスクールに通うか、仕事との兼ね合いを考慮しなければなりません。
■独学で合格するためのコツ3選!
こう考えると、やっぱりお金がかからず、時間も自由に使える独学で合格したいものですよね。
独学で合格するには、いくつかのコツがあります。
・過去問に重点的に取り組む
試験対策として重要なのが、過去問の攻略です。
試験の問題構成はもとより、どのような傾向の問題が出るのか把握するためには、過去問にあたるのが近道です。
過去問を解いているうちに自分の得意分野あるいは苦手な分野も把握できるので、どの分野で点数を稼ぐかなど、試験対策も立てやすくなるでしょう。
・2次検定対策にも取り組む
2次検定では1次検定とは異なり、現場での知識や経験が問われます。
参考書から学ぶだけでなく、実際の現場経験をフィードバックすることが大切です。
実際に、計画の策定や経験の記述という課題が出題されることもあるので、これまで積んできた経験を文章として整理しておくと有利です。
・資格取得がしやすい環境の会社に転職する
資格取得のためには、一定の学習時間が必要なのは大前提です。
したがって上司に振り回されて予定の見通しがつかなかったり、残業続きで勉強する余裕がもてない……という会社では、独学にせよスクールにせよ、合格が遠くなってしまいます。
特に独学の場合は、試験日から逆算して勉強時間をキープすることも大切です。
仕事が忙しくなることを見越してしっかり学習計画を立てておきたいものです。
そのためには、裁量権を委ねてもらえるような働き方ができる会社が理想的です。
そして定例会などムダなミーティングに時間を取られないなら、なおのことよし。その分、勉強やプライベートに時間を充てることができます。
建築会社は社風が古色蒼然としていることが多いものですが、積極的に働き方改革につとめてきたリーダーのいる会社なら、精神的にもゆとりをもって、仕事と勉強を両立できることでしょう。
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■アート株式会社は、「建築業界のアタリマエを変える」取り組みを行っています! 一度、フランクにお話してみませんか?
宮城県を中心に、店舗建築や戸建新築、マンション・リノベーションを手掛けるアート株式会社は、現在、建築現場で働く建築施工管理職を募集中です。
弊社は2011年の創業以来、「建築業界のアタリマエを変える」ことを掲げて、数々の取り組みを行ってきました。
社員に裁量権を委ねるのもモットーで、従業員一人一人が施工案件をワンストップで担当。
出社・退社時間はもとより、休日も自分の現場に合わせてスケジューリングできるので、資格取得の勉強にも時間を割きたいという方には、絶好の環境です。
ムダな時間はつくらないというのも方針の一つ。
会議や打ち合わせ、社内ルールに縛られることなく、効率的に時間を使うことができます。
年間休日は125日と、業界のなかでも多いのも特徴です。
indeedに求人票を掲載していますので、働き方に理解のある会社で資格取得の勉強をしながらキャリアアップしたいという方は、ご覧ください。
施工管理経験をお持ちの方でキャリアに悩んでいる方、ご家族との時間を大切にしながら建設業界で今後活躍していきたい方、個人事業主の方も、ぜひご一読を。
未経験者の方も大歓迎。
常識とやる気があれば、一緒にキャリアを積んでいけます。
一級建築施工管理技士や一級建築士をはじめ、資格保有者が在籍しているため、マンツーマンで仕事のノウハウを伝授します。
また弊社では、協力会社を募集しています。
自分らしさや自由さを大切にする会社ですので、協力会社さんに無理を押し付けることはなく、パートナーとして良好な関係を築いていければと思っています。
全工種の職人さん、特に内装仕上げや軽量鉄骨下地を扱える方は大歓迎。
スーパー・ドラッグストア、コンビニ、アパレルショップ、サロンにはじまり、戸建ての新築・リフォーム、マンションのリノベーションが主な現場となります。
ぜひ一緒にスキルを磨いていきましょう!
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